板東けいじ


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こんにちは板東です

こんにちは 板東です 板東敬治が伝える市政報告

2004年3月8日号


会派視察 2月15・16日

前号で簡単にご報告をしておりました「六本木ヒルズ」「杉並区の小中一貫制度」「文部科学省における小中一貫教育制度」について、改めてご報告いたします。
アクティブに動くことが会派の一つの目標でもあり、今回も民間施設を含めた視察を行いました。
(通常視察は、公的機関へ行きます)

六本木ヒルズ(第一種市街地再開発事業)

今や東京の新たな名所となった「六本木ヒルズ」は、実は、約400名の地権者で行われた再開発事業です。香里園東側で行われようとしている再開発と同じ「組合方式」で、「六本木六丁目地区市街地再開発組合」。名称の付け方で、イメージが大きく変わるものです。
開発の中心であった「森ビル」の社長と樽床代議士が懇意であり、無理を言って組合事務所の方から話を聞くことができました。開発規模は、対象面積が約11.6ha、延床面積729,000u、総事業費は約2,700億円。

昭和61年に都から「再開発誘導地区」に指定され、平成2年に「準備組合」が発足。平成10年に組合が設立し、12年に工事着工、15年に竣工しております。
この間に、バブルの崩壊で地価が大きく下がったため、本来ですと、「権利変換」(地権者が新たに床を収得すること)は、バブル前と比べ、少なくなるのですが、森ビルはバブル前の権利を保障すると約束し、地権者を安心させました。
また、地の利を利用し、外資系企業をビルに誘致する一方、そこで働く海外からの社員にはマンションを賃貸するということで、ビルのテナント対策も、マンション対策も両睨みで行うという、誠に商売上手です。
また、「六本木ヒルズツアー」というのがあり、幾つかのコースをガイドが45分を1,500円から2,500円で案内してくれますが、そこにも商魂のたくましさを垣間見ました。

また、こういう事例もあったそうです。永年、戸建で暮らしていた方々にとって、マンションで共益費を月々支払うということを理解することは非常に難しかったみたいです。そこで、共同で一定の床を購入していただき、そこをテナント貸しすることで、その収益と共益費を相殺するという方法で解決いたしました。

多くの課題を、事業を成功させるために、組合の中で知恵を出し合って、解決への糸口を見つける努力を絶え間なくされたことを聞き、何事にしてもそうですが、「ひと」の大切さを感じました。
保留床についての心配、例えば、マンションが売れ残ったり、テナントがうまらなかったりという心配も当然しなければなりませんが、いかに再開発地区内の施設同士が上手く有機的に結びつくようにするのか、集客にしても、いかにリターン客を増やせるかといった視点が大切だということを、そして開発に携わる「ひと」の大切さを、民間開発で改めて感じさせられました。

東京都杉並区(小中一貫教育)

杉並区の山田宏区長は、松下政経塾、元衆議院議員という経歴の持ち主です。私が秘書をしておりました樽床代議士とは、松下政経塾の先輩後輩という間柄で、初めて衆議院議員に通ったのも同じ選挙でした。今回の視察で、区長が参加いただけたのは、樽床代議士の口添えでした。
山田区長は、強いリーダーシップのもと、「プライドを持って生きられる街」「尊厳が大事にされる街」をつくるという、しっかりとした哲学を持って、区政にあたられております。
その結果として、住基ネットへの未接続であったり、「杉並人づくり大学」構想、中学校長に民間登用など、思い切った施策が遂行できているように感じました。


視察の目的である教育分野での特色のある取り組みとして、
・幼小、小中、中高の連携
・少子化により、学校の適正化を行い、小学校の敷地に幼稚園を配置
 する
・学校長の権限の強化
・独自の学力調査導入
・学校サポーター制度の充実
・区長部局から教育委員会にインセンティブ予算
・新しい教科「学び科」の導入(予定)
などがあります。

さて、「小中一貫教育」ですが、平成15年11月から小中の連携事業を開始し、16年度は検証時期とし、17年度から本格開始というタイムスケジュールです。また、小中一貫のメニューは、教育委員会が作成し、提示をするわけですが、それを取り入れるか否かは学校側の自由裁量に任されているところが、寝屋川市と大きく違います。
また、「学校希望制度」(=学校選択制)は、平成16年度から導入されており、10〜15%の児童が希望制度を利用しております。その大前提は、「親の責任で通学に問題のない学校を選ぶ」ということです。当然、最低限の通学路対策は行われております。
23区内の学校は、私立のものも少なくなく、そこに通っている児童生徒の割合も違います。そのため、自ずと行政の取り組み方も違ってくるわけですが、計画を進める過程の「手続き論」は、大いに参考となりました。

学校適正化計画(案)を考える

■時代背景を考える

児童生徒の数は、高度経済成長期のピーク時に比べ、半分以下となっております。
 小学校 31,760人(昭和55年)⇒13,910人
 中学校 15,349人(昭和61年)⇒6,161人
その結果、「余裕教室」が増加をしております。
 小学校 224教室  中学校 147教室
今の寝屋川市・大阪府の財政状況を考えると、非効率的な学校運営になっていることは否めません。

■「教育哲学」を考える

寝屋川市は「どのような子供を育てていくのか」という「哲学」が私には十分伝わってきません。今の子供達が、時代の主人公になる時は必ずやってきます。私は、「寝屋川市がどのような街を目指すのか」という具体的な展望(=哲学)と、「そのためには、教育面で、何を平均的教育の上に付加すればいいのか」という、長期的で一貫した教育ビジョン(=哲学)が必要だと考えております。
それは、前の号でも記した「市の独自性・特徴」に繋がるものだとも云えるでしょう。「哲学」のある街こそ「キラリと光る街」になるのではないでしょうか。そのためにも、今の責任世代の役割は非常に大きいものと痛感いたしております。

■計画(案)の大きな柱を考える

 1、校区の再編整備と廃校
 2、小中一貫教育
 3、学校選択制

1、校区の再編整備と廃校

前述しましたように、生徒児童の数が減少し、かつ、財政が厳しい中では、いずれかの時点で、校区の再編整備は行わなければならないものです。しかし、その過程で母校がなくなる関係者にとっては、筆舌に尽くしがたいものだと認識しております。
だからこそ、「説明責任」が重要になってきます。校区の再編は、子供の教育だけではなく、地域コミュ二ティをも揺るがす大きな問題です。今回で校区の課題が全て処理されるのではなく、同一自治体で2つの学校に分かれているところなど、まだ課題が残っております。将来を見据えた、丁寧なる説明、情報公開を推し進めなければなりません。

2、小中一貫教育

小学校から中学校への段差を少なくし、9年間の系統だった教育環境を整えるために、教師間の連携や行事を小中合同で行うなど、児童生徒にはメリットも多く感じます。
しかしながら、公立の小・中学校では、日本全国で未だに完成された一貫教育は無いというのが現実であり、既に導入しているところでも、試行錯誤を繰り返しております。
足を踏み出さなければ、何事も前には進みませんが、当の児童生徒には、失敗だったでは済まされません。熟慮に熟慮を重ね、机上の論だけではなく、教師一人一人が共通認識を持ち、取り組む必要を感じております。
つまり、教育委員会と現場の教師との共通認識と協同が必要です。どのような制度でも「人」が運用するものです。「制度に魂を入れるか否か」は、教育委員会、教師のみならず、保護者、地域住民の協力が絶対に不可欠です。
寝屋川市の小中一貫教育の特徴は、以下のようなものがあります。

・9年間一貫した教育→学習、生徒指導、体力づくり、食指導など
・学習達成指導カードによる個に応じた学習
・小学校高学年に教科担任制度導入
・小中一貫した英語カリキュラム→中学校3年生で英語検定3級取得を目指す
・1中学校2小学校の原則

3、学校選択制

「学校は地域の宝物」です。多くの行事が学校で行われ、小学校区単位で活動されているものも少なくありません。
この制度を導入することで、学校間に競争意識が働き、その結果として独自性・特色のある学校が生まれてくるということは、喜ばしいことです。
その反面、他地区の学校を選択した方々やその関係者には、地元の学校への思い入れが少し希薄になるという懸念が生じるのではないでしょうか。その対策をしっかりと行わなければなりません。


3月議会に、学校適正化計画(案)に関係する請願が議会に出されており、その審議が行われます。
様々な視点での課題がありますが、寝屋川市の将来の教育と、人づくり・街づくりを考え、大所高所から審議することが肝要だと思っております。

 

フォト・ダイアリー

萱島調整池が完成をし、完成披露会へ行って参りました。台風時は勿論のこと集中豪雨の時には必ず浸水被害があり、それに対処すべく建設がされておりました。
流域調整池とは、学校の校庭・道路・公園などのある程度広い敷地の下に設置する治水施設で、大雨のときに水路や下水道から水が流れ込み、一時的に水を貯留することで浸水被害を防ぐというものです。
水路・下水に排水しても問題がなくなれば、ポンプで汲み上げ排水いたします。

萱島調整池
 貯留量 26,000立方メートル(25メートルプール約90杯分)

    

大阪府議会議員の北口裕文議員と北口後援会の方々と研修旅行へ行った折、金沢の兼六園に立ち寄りました。雪の兼六園は私自身初めてで、あまりにも感動をしましたので、その時の感動が少しでも伝えたく掲載しました。






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