板東けいじ


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こんにちは板東です

こんにちは 板東です 板東敬治が伝える市政報告

2008年5月1日号



この10年間の財政の変遷

平成9年度から18年度までの、決算で見るこの10年間の本市財政の移り変わりで、特徴的なものを抜粋しご報告いたします。


 〇歳入  市税が減少  平成9年度より約67億円減少
                 人口1人当たりの市税収入は、13万4600円→11万4300円へ減少
       地方交付税   三位一体改革により、4年間で約24億円減少
 〇歳出  人 件 費     約57億円の減少・・・職員数の抑制、給与制度の見直しによる
       扶 助 費     約59億円の増加・・・生活保護の増加(37億4600万円)
                         児童手当制度の拡充(12億6000万円)
       公 債 費    平成11年度の約72億円をピークに、ここ数年は60億円台で推移
       繰 出 金   国民健康保険、介護保険特別会計への負担で増加

 〇経常収支比率・・・財政構造の弾力性を示す指標、比率が低いほど自由に使える財源が多い
       95.8%で改善傾向(まだまだ、改善が必要。府内の都市平均は、2.4%悪化)
 〇財政力指数・・・標準的な行政サービスに、どの程度、市税などの収入で対応できるかを示す
       0.695(府内都市平均と比べ約0.2ポイント低く、財政に余裕がない状態)
 〇公債費負担比率・・・一般財源が公債費に使われている割合。15%が警戒、20%が危険ライン
       13.3%
 〇市債現在高・・・市の借金
       普通建設事業債  約155億円の減少
 〇土地開発公社の保有状況・・・公共用地の先行取得をする機関が持っている用地
       平成9年度 85億円約 → 平成18年度 約37億円 


歳入が大きく減ってはいるものの、借金に関する数字が悪化していないのは、市民の協力による行財政改革の成果であろうと思います。
行政改革によって、人件費の減少などの「内なる改革」は進んでいるものの、その効果額が市民サービスの拡充につながらず、扶助費の増加を補填することに留まっていることも見て取れます。
本市での継続しての課題は、家庭で言う可処分所得、つまり、自由に使える財源が少ないことであり、今後の府の改革によって、より縮小される懸念があります。 



◆府の財政再建プログラムでの影響

新知事のプロジェクトチームが示した「財政再建プログラム試案」による対象項目・額が明らかになりました。まだ試案段階であり、決定ではありませんが、概要をご報告いたします。

   【平成20年度の影響額】           【平成21年度の影響額】
 一般会計分  1億2609万円            3億2163万円
 特別会計分    1737万円               5312万円
 再開発事業 寝屋川市駅東地区  423万円  (事業終了時まで累計 1330万円)     
       香里園駅東地区  1229万円  (事業終了時まで累計 9400万円)
 寝屋南土地区画整理事業    6000万円  (事業終了時まで累計 9200万円)

平成21年度においては、削減対象の事業数と額が増えるとされています。例えば、一般会計では、3億2163万円が提示されております。今回の削減・縮小対象の多くが、高齢者・子ども・障害者であり、これまでの国・府・市の幾種もの制度変更で、少しずつ負担をお願いしてきた経緯があります。「国民・府民・市民」と各行政庁は、使い分けをしますが、結局は同じ人のことを立場によって言い換えているだけであり、「少しずつの負担」と足せば大きくなります。
周回遅れの感のある急激な改革によって、低所得者の多いところへ負担を増やすことには抵抗を感じざるを得ません。
また、府の削減・縮小になっている事業が、すぐに市でも同様にカットするような事業ばかりではありません。継続をしていかなければならないものも多く含まれることから、前記で財政の変遷を示しましたが、より一層、市で自由に使える財源がなくなってしまうことに危惧しております。

そのような理由で、府の改革プロジェクトの軌道修正も必要だと考えております。


【平成20年度から廃止対象となる事業】
 ・住宅市街地総合整備事業補助   ・遺家族等援護事務補助
 ・身体障害者、高齢者住宅改造補助 ・在宅障害者健康管理事業
 ・障害者訪問看護利用助成事業補助 ・地域就労支援事業
 ・地域教育協議会運営補助     ・地域親学習支援事業
 ・国保事業の医療費助成                                 など
【平成21年度から廃止対象となる事業】
 ・小規模通所授産施設補助     ・コミュニティーソーシャルワーカー配置促進事業補助
 ・グループホーム等機能強化支援事業  ・小規模ネットワーク活動推進事業
 ・街かどデイハウス支援事業補助  ・ふれあい入浴推進事業
 ・放課後児童対策事業補助     ・家庭支援推進保育所事業            など
【縮小対象となる事業】
 ・民生委員協議会運営補助(10%) ・農業委員会補助(20%)
 ・二次救急医療体制補助(20%)  ・隣保館運営補助(10%)
 ・ひとり親、乳幼児、老人医療補助(自己負担及び所得制限導入)
 ・小児救急広域連携体制運営事業補助(10%)  ・農業振興補助(40%)
 ・不登校緊急対策事業委託金(40%)・空き店舗活用促進事業(40%)
 ・学校安全緊急対策事業(10%)  ・運動部活動外部指導者派遣事業(20%)
 ・地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業委託金(4%)
 ・出産育児応援事業事務委託金(17%) ・問題を抱える子ども等の自立支援事業(4%) 
                                                   など


◆学校園の耐震化計画

平成18年の「改正耐震改修促進法」により、民間・公共を問わず、平成27年に住宅・特定建築物の耐震化率が「少なくとも9割」と目標設定されました。また、新たに国が建築物の所有者に対する指導等を強化する対象に、小中学校、幼稚園、老人ホーム等が追加されました。

本市の学校園の建物は、昭和56年にできた新耐震基準以前のものが全体の90%を占めている現状にあり、平成19年度現在の耐震化率は27%に過ぎません。これまでも、子どもの安全、避難所の確保などの視点で、議会でも早急な取り組みを指摘していた経緯があります。

平成16年には、対象となる全学校施設で「耐震化優先度調査」が行われました。
その後、平成17年度〜19年度で「緊急3ヵ年計画」で耐震化工事を進めてきましたが、市立学校園施設についての耐震化計画の全貌が明らかになりました。

■目標 平成27年度までに100%の耐震化

■進め方の原則 
 @耐震化優先度調査の結果に沿って、平成27年度を最終とする3期の整備計画を策定し、事業を行う
 A学習環境の影響を抑えるため、学校の建物棟毎に工事を行う
 B校舎、体育館、幼稚園の順とする
 C耐震化を優先し、老朽化対策は必要最小限に留める

■事業費 (総額)63億8543万円
          国の補助金 28億285万円
          地方債   26億8640万円
          一般財源   8億9617万円
  
(参考)
第1期整備計画 平成20年度〜22年度
   小学校 12校(校舎24棟) 啓明、神田、木田、明和、北、木屋、堀溝、桜、池田、田井、第五、三井
   中学校  7校(校舎15棟) 1、2,3、5,6,7,8中

第2期整備計画 平成23年度〜25年度
   小学校 12校(校舎27棟) 啓明、第五、東、楠根、西、南、梅が丘、成美、木屋、木田、北、石津
   中学校  6校(校舎18棟) 2,3,6,7,9、中木田中

第3期整備計画 平成26年度〜27年度
   小学校 11校(校舎17棟) 北、成美、池田、中央、和光、宇谷、田井、明和、点野、木屋、石津
   中学校  3校(校舎4棟)  1,4,10中
   幼稚園  8園 



◆寝屋川市の統計

      平成19年度   平成14年度
人口密度   9860人   10177人
出 生  1日に 5.3人    6.6人
死 亡  1日に 5.1人    4.5人
転 入  1日に25.0人   30.8人
転 出  1日に26.7人   35.6人
結 婚  1日に 3.7組    4.0組
離 婚  1日に 1,6組    2.0組
市職員  146人に1人  120人に1人
刑法犯罪 1日に13.1件   16.7件
交通事故 1日に 4.2件    4.4件
火 災  1日に 0.4件    0.4件
救急出動 1日に30.1件     26件
商店数  56世帯に1店  43世帯に1店
製造業  1日に  6億円     7億円
ごみ処理 1日に  289t     307t
郵便配達 1日に13万9千通   15万8千通
図書貸出 1日に  2931冊    2407冊
たばこ  1日に133万9千本  163万3千本
市 税  1人当たり約11万円  約12万円 


市の基礎となる指標は重要でありますが、数字だけを見てしまうと、その本質を見失う場合があると考えております。わかりやすい例で言えば、刑法犯罪は減少していることから、治安がよくなったともとれますが、実態はどうでしょうか。そのような数字のマジックにも注意する必要があります。
その認識のもと、推移した背景をしっかりと調査分析し、今後、議論をする上でのデータとして役立てていきたいと考えております。



名刀工の秦氏   シリーズねやがわ史

茨田堤の築堤でも活躍した泰氏の有力な根拠地である秦・太秦地区には、秦氏に係わる旧跡が多くあります。
 
鎌倉時代に、後鳥羽上皇が、諸国から有名な刀工を呼び集め、刀を作らせました。
鍛冶集団を持つ秦氏の刀鍛冶は有名で、その中の秦行綱(行国)は、その時に、天下名匠選で首位になったとされ、その屋敷は、秦町の鍛冶屋垣内にあったと伝えられています。
現在では、住宅地に変わっていますが、右の写真のように碑が建てられています。

秦の刀鍛治が使っていたといわれる井戸の水は、後の時代には酒造用に使われ、そのお酒は「玉の井」と名づけられていました。



シリーズねやがわ史

 


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